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インタビュー番外編/働きかたとイベントへの考え

授業を今週末28日に控え、先日掲載したインタビュー「いわてんどに学んで、松本土産をつくりたい」の番外編をお送りします。

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ー 授業企画の意図を聞いてきましたが、他にも聞きたいことがあって、ひとつは栞日の営業について、いつもいっぱいイベントとかギャラリー展示とかして、他の人よりたぶん精力的に動いている感じがしていて、そこへの思いや考えみたいなことと、あと、まちの教室からのオファーはいつもふたつ返事だと思うんですよね。一緒に何かをやるというのは既に3回目でしょ。大きなものとしては3つあってそれ以外でもいくつかということで、その理由をちょっと聞きたいなと。(まちの教室では)結局他のところでやっているのって自分たちではできないところを補うというスタンスがあって、例えば、若い人がスタッフとして入ってくれているところに魅力を感じていたりとか、あとは企画っていうところで自分たちが考えている企画をなんか少し延長というか、ステップアップさせてくれるようなニュアンスだったりとか。だけど栞日とか、特に松本近辺の人たちとかって、自分たちでもできるわけじゃん。わざわざ一緒にやる必要はない。でもなんか、一緒にやることに対してどう思っているのかなというのが聞けるといいかなと。

えっと、まず第一点。栞日がおそらく、ほかと比べて精力的にという”ほか”というのはこの規模でなにか事業をやっているという”ほか”というイメージですよね、多分ね?

ー うん。あと、松本の他のやっている人たち、かな。

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【終了】都市と地域の美味しい関係。−食を通じた地域の魅力−

「東京カレンダー」「料理王国」元副編集長であり、雑誌、WEBなど多くの媒体で、食に関するレポートを続けるフードエディターの粂真美子さんを招き、近年の食トレンドや方向、日本の土地に宿る、食材、自然、文化を新しい視点で見直し、日本のどこかで数日間だけオープンする野外レストラン「ダイニングアウト」プロジェクトについてなど、食を通じた地域の魅力作りを、都市と地域の関係という視点でお話いただきます。

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【終了】昔の人の知恵と摘み草料理

昔ながらの庭の植物は、それぞれ目的がありました。食料や薬、行事など、様々な役目があったのです。それは、古い文献によって、現代にも伝えられています。雑草には、野菜にも負けないおいしさと健康があります。売木村で行われている活動と、料理を通して、再発見できる授業を目指します。

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「いわてんど」に学んで、松本土産をつくりたい。

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今回のまちの教室と連動したギャラリー展示「いわてんど with てくり」設営の前日、授業コーディネーターの菊地さんに今回の企画意図についてお聞きしました。

ー まず、企画意図を説明してもらえますか。

今回は「『いわてんど』に学ぶ風土の届け方」というタイトルにしてあるのですが、盛岡に「Holz(今回の講師、平山さんの経営するお店)」というセレクトショップとオリジナル家具屋が合わさったようなインテリアショップがあって、あと市内から少し離れたところにある奥さんが営んでいる「raum」という雑貨店と共同で「いわてんど」という屋号で出張ショップをやってる。てんどが手仕事みたいな意味だったかな。岩手のいいもの、おいしいものとか、県内外の人たちに知ってもらおうという取り組みで。香川のまちのシューレとか都内とかで(企画展を)やっていた。

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これからの「写真」の向かう先

4月にしては汗ばむような快晴の中、フォトグラファーの濱田さんを講師としてお招きして「濱田英明さんに聞く「写真」の現在地」が行われました。イベント情報のリリースから開催まで日が少なかったにも関わらず40名以上のお客様にご参加いただきました。授業が始まると皆さん濱田さんの言葉とプロジェクタから映し出されたお仕事の数々を真剣な表情で聴き入っていました。

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授業コーディネーターの瀧内が濱田さんと最初にお会いしたのは、濱田さんがフォトグラファーと名乗る前のこと。当時、瀧内が企画した長野市でのイベントでデザイナーとして、展示設営をしていたのだそうです。その時は、濱田さん自身でもフォトグラファーに転身するとは考えもしなかったと話します。

まわりからの評価が、背中を押した

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【終了】「いわてんど」に学ぶ風土の届け方

栞日での企画展「いわてんど with てくり」の関連トークイベントです。岩手や東北の手仕事、土産物、オリジナル商品を各地に届ける「Holz&raum」の出張ショップ「いわてんど」について、主宰の平山さんに伺います。

「いわてんど」とは、岩手県盛岡市の「Holz / ホルツ」と姉妹店「raum / ラウム」による出張ショップ。岩手や東北の作り手たちの良いモノ、美味しいモノ、オリジナル商品などを全国各地で紹介しています。自分たちの土地の手仕事・土産物を販売することで、その土地の風土を、別の土地に暮らす人たちに、伝える取り組みともいえます。このアプローチは、盛岡に限らず、ある土地の魅力を全国に発信する上で、さまざまな可能性を秘めているように思います。
今回は「Holz」店主の平山貴士さんに、「いわてんど」のはじまり、これまで、そして、これからについて伺う中で、その可能性について、会場の皆さんと一緒に、考えてみたいと思います。

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これから、「写真」が向かう先を知りたい

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4/23にしののいまちの教室で行われる「濱田英明さんに聞く『写真』の現在地」について、授業開催に至る想いをまちの教室スタッフでもある、授業コーディネーターの瀧内に聞きました。

ー篠ノ井としては久し振りの開催ですね。

だいたい2年と少し振りですね。

ーそうなのですね。その他の地域でも開催があるので、空いている感覚はないのですが、久し振りだと感じていました。まちの教室を開催し続けている理由とは何ですか?

えーとね、僕が続けられている理由としては、興味関心の幅が広がるんですね。自分だけでやりたいように授業を組み立てて、講師を選んでやり取りをする授業って、自分の予測の範囲内なんですよ。要は自分の世界の中。
だけど、自分の興味ある人とか、面白いなって感じる人、つまり僕以外の誰かに授業を頼むと、その人の興味の範囲があるじゃないですか、それが自分の興味の範囲のギリギリ外側にある。これって自分の世界を広げる可能性があると思うんですよね。
その授業に参加できれば、自分もスタッフも更に世界が広がるというか。
「興味ある人の興味」をつなげていくことを「興味の連鎖」って言ってるんですけど、広がり幅としては、大きな可能性があると感じています。

ー 今回の授業講師を、濱田英明さんにお願いしたのはどんな想いがあるのですか?

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【終了】濱田英明さんに聞く「写真」の現在地

2013年以来の開催となる篠ノ井での授業は、写真家の濱田英明をお呼びし、『KINFOLK』(アメリカ)や『FRAME』(オランダ)などの海外誌をはじめとした雑誌や広告での仕事をはじめ、「瀬戸内国際芸術祭 小豆島 醤の郷+坂手港プロジェクト」など地域を舞台にしたプロジェクトへの参加など、自身の活動の紹介から、いま、誰もが気軽に撮影し発表できる「写真」についてのお話をお聞きします。

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山田崇さんが 好きな人にすすめられた本 3冊

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今年は授業コーディネーターの皆さんに授業に関連したり、ご自身が最近に気になっている書籍を紹介していただきます。

今回はその第一弾。
授業コーディネーター山田崇さんのおすすめ本3冊。

山田さんより紹介していただいた本のテーマは
「好きな人にすすめられて 最近買った本」です。

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3つの『らしさ』がつくる シェアビレッジ

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午後2時、授業開始-

授業コーディネーター 山田崇さんからの問いかけで、今回なぜ参加したのか?と、まずは自分自身と向き合います。

「なんで、シェアビレッジなの?」

「人とお金が、集まる秘訣はどんなところにあるのだろう?」

こんな気持ちで席に着き、武田さんの話に耳を傾けます。講演が進むのにしたがって、会場は熱気が充満していくのがわかります。

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人と出会い、つながり、広げる。そして、そこにあり続ける。  後編

―山田さんにとって塩尻は残していきたい場所ですか?

「塩尻残していきたいです、生まれた場所ですから!」となら、誰でも言える。「私が死んだとき塩尻が残っていようが、死後の世界なんで関係ないですね」とも、誰でも言える。どうしよう……一言では言えない。

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人口がずっと増えていって、経済が成長していた時代はもうこない。その時には、単純に人が多くて、働く人が多ければ経済が豊かになったかもしれないけれど、もうこれ二度とこない。確かなことは、誰もわからないんだよ。でも、「わからないなりに、こうありたいっていう想いを考え続けなきゃいけないな」と、わたしは思っているんです。それは、現実問題として、わからないからやらないっていうことじゃない。

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人と出会い、つながり、広げる。そして、そこにあり続ける。  前編

「しおじり まちの教室」3月の授業コーディネーター 山田崇さん。

まずは「元ナンパ師」と検索してみてください!

検索の1番上にでてくるのが、地域に飛び出す公務員・塩尻市役所職員の山田崇さんです。全国からのラブコールを受けて、各地で講演も行われています。

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そんな山田さん、商店街の実態を知るには、自らが中に飛び込んでみないとわからないと、小さな一歩が、大門商店街の空き店舗のシャッターをあげるきっかけとなり、空き家から始まる商店街の賑わい創出プロジェクト「nanoda(なのだ)」を生みました。

元空き店舗でみんなが集まれる「場所」でありながら、「毎月20日はワインなのだ」「お掃除なのだ」など、「~~なのだ」とイベントの名前にもなります。

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【終了】「1日8円からはじめる あなたの村をつくるプロジェクト 『シェアビレッジ』とは」

秋田県五城目町の築130年以上の古民家を農家民宿として再生し、都会の人を呼び寄せるプロジェクト「シェアビレッジ」
クラウドファウンディング MAKUAKEでは、あっというまに「年貢を納める村民」を800人以上集めたプロジェクト。
秋田県の辺境から始まる「村」の概念をひっくり返すプロジェクト「シェアビレッジ(SHARE VILLAGE)」
今回は、代表の武田昌大さんに塩尻市にお越しいただき、なぜはじめたのか、クラウドファウンディングを活用した仲間あつめ、シェアビレッジの現在、そして今後の展開などをお話ししていただきます。

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2015年の感謝と来年2016年の開催について

2015年が終わろうとしていますね。今年は22授業、2013年と2014年に開催した授業と同じ数だけの授業を開催することができました。お越しいただいた受講者の皆さん(述べ352名の参加者にお越しいただきました!!)はもちろん、講師、授業コーディネーターだけでなくスタッフのみんなもありがとうございました。

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12月の第4土曜は年末ということもあり、毎年反省会としてスタッフが集まって話をする日としているのですが、今回は長野県各地で開催にかかわる全スタッフを対象に諏訪にて反省会と忘年会を開催しました。

来年2016年以降の開催についても話をしました。
2016年の開催については順次公開していきますが、まず決定したことをひとつお知らせします。
2016年は1月から3月の3ヶ月間(おそらく3月の第4土曜26日は再開前のプレイベントを開催することになると思いますが)まちの教室は「おやすみ」します。おやすみと言っても、授業開催のみのおやすみ。企画自体は進行し、バージョンアップするためにスタッフは休みなく動き続けます。
来年の開催については引き続き、このウェブサイトで、Facebookページでお知らせしていきます。来年もどうぞよろしくお願いいたします。

まちの教室

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素敵な普通

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素敵な普通を探して

藤本さんは「地図を持たない旅人」だ。本作りに関しても台割という地図を持たずに始めるという。台割とは、家の設計図のようなもの。通常は地盤を調べ、どう土台を作り、柱をどう配置し、玄関はここ、居間はここ、水回りは、と間取りを決めてから作り始める(たぶんね)。藤本さんの家作りは、南にこんな素敵な玄関ドアがありました、東にこんなおもしろいキッチンスペースがありました、北にもこんな太い柱がありました、と旅の途中で集めた大好きを組み合わせていく(たぶん)。もしかしたらできたそれはもはや家とは言えないかもしれないけれど、あるセンスに統一された、自然と集いたくなるような建物になっている、という感じ。雑誌の作りと言えば、全体のページ数に対して、広告が何ページこの位置に入って、定番の連載があって、残りのページで第1特集はこういうテーマで何ページ、こことここに取材に行って、こんな要素を入れるから君がこれを担当して、私はこっちを担当し……と台割やレイアウトのイメージを基本に進んでいく。ある意味では、塗り絵の作業に近い。
「みんなこんなことやりたいんやな…できないけど」と藤本さんもおっしゃっていたが、会社や組織で動いている以上、そんな自由なことはおおよそできない。だから、「そんな作り方を怒られないように」と藤本さんは自らが編集長になって『Re:S』という雑誌を立ち上げた。そのコンセプトも「東京で売れない雑誌」。しかも内容がしばられないように広告がない雑誌だ。初めて藤本さんに出会ったのは2年前だったが、その言葉に目からウロコが落ちた。そして「編集こそまごうことなき自分の表現」という金言に、今度はほっぺが落ちた。

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つなぐ、醸すデザイナー

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「発酵デザイナー…?」
初めて彼の職業を耳にした人はたぶん誰もがいぶかしがる、そして私も。
発酵をデザイン…?
そんな小倉ヒラクさんへの大きな疑問を持ちつつ、今日の授業は開講です。

会場は上諏訪駅前の商店街の一角「すわまちくらぶ」。
昭和初期の看板建築はかつて店舗でしたが、今は諏訪地域の文化やまちづくりの興味がある人たちの活動拠点となっています。
いつもはシニア層が多いこの会場に20〜30歳代の若者が大勢詰めかけました。

ちょっとしたアクシデントでほんのわずか遅れて到着した小倉さん。
ごく自然に、会場にとけこんで「今日は何の話がいい?聞きたいのに手を挙げて」とやわらかな笑顔で参加者に問いかけました
小倉さんが挙げた3つのテーマは
1)発酵のこと
2)ローカルビジネスやソーシャルデザインのこと
3)クリエイティブデザインのこと
「…じゃあ2番が多いから、今日は2番のことから僕が何をしているかお話ししていきますね」

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ことばはこれからさがす。

「まちの教室」スタッフの小林です。

今、こうして書いている文章を書いている自分と、それを読んでいるあなた。
日本語が分かる人なら、一応「通じている」ということになっているけれど……
ほんとうにそうでしょうか?

普段のコミュニケーションのために、何の気なしに使っている「ことば」。
でも、それってほんとうに伝わっているのか?そのことばの、どの意味を受け取っているんだろう?
じっくりと考えてみると、ぼくらは知らず知らずのうちにとても高度なコミュニケーションの方法を使っているのかもしれません。

10月最初の授業は、そんな「ことば」に注目しました。

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ザ・クリエイティブセンターからはじまる可能性

今回の授業は、まず講師の植野さんがやっているプロジェクトや運営しているお店「ニューショップ浜松」のこと、ザ・クリエイティブセンターというゲームが生まれる過程のお話があったあと、実際に参加者でザ・クリエイティブセンターで遊んでみました。

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講師の植野聡子さんは、静岡県伊東市生まれ。
静岡文化芸術大学 空間造形学科を経て、同大学院修了。メディアプロジェクト・アンテナのメンバーとして、教育やワークショップを通じ地域社会のあり方を探り、2014年7月、10cm角あたり100円からお店が開けるレンタルスペースのお店「ニューショップ浜松」を運営されています。

メディアプロジェクト・アンテナでは、REというプロジェクトをされています。
REとは、REAL EDUCATIONの略で、様々な暮らしや社会の周辺についてのものごとに対して「実感」をもって学んでいくプロジェクトです。

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自分の思ってることが聞こえてくる。やみつきになるゼンローグ!

あれ、なんだかこの人と話ししてると疲れちゃうなってとき、ありませんか?
反対に、あぁ顔がにやけて止まらない!!なんてことはありませんか?

それ、ちょっと観察してみません??

10月しおじり まちの教室の最後の授業は「ゼンローグ」!

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ゼンローグとは、自分の意見や言葉を聞くために4つのルールを意識をして話していく対話の方法のこと。
意識するのは「心のまま話す、聞く」「判断保留(良い悪いの判断をしない)」「体感覚に集中する」「リラックスする」の4つです。
これらのことに気をつけていくことで、言い負かしたり、自分の意見を相手に伝えるのではなく、あくまでも「自分の意見」を引き出して見てみるための対話をしていくのです。

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10月24日(土)「しおじり まちの教室」を開催します

2014年11月22日(土)にスタートした「しおじり まちの教室」。2年目となる2015年は、5月と10月の2回にわたり授業を開催。今年も地元塩尻にて活動する「nanoda(なのだ)」の皆さんと一緒に企画しています。

vol.040 わがはいの じしょである。
http://naganocampus.net/classes/20151024040
定員/20名
開催日時/2015年10月24日(土)13時00分開始(12時30分開場/2時間程度を予定)
参加費/1,000円
会場/atelierなのだ(長野県塩尻市大門三番町7–3)
講師/有路憲一(信州大学 准教授/脳科学者・言語学者)
授業コーディネーター/石井健郎(塩尻市教育委員会/nanoda副代表)

vol.041 まちづくり体験型カードゲーム、ザ・クリエイティブセンターをやってみよう!
http://naganocampus.net/classes/20151024041
定員/20名
開催日時/2015年10月24日(土)16時00分開始(15時30分開場/2時間程度を予定)
参加費/1,000円
会場/グレイスフル塩尻(長野県塩尻市大門八番町9−10)
講師/植野聡子
授業コーディネーター/吉田和貴(コンビニ副店長/アーティスト)

vol.042 禅を知れば、対話はもっと深くなる「はじめてのゼンローグ」
http://naganocampus.net/classes/20151024042
定員/20名程度
開催日時/2015年10月24日(土)21時00分開始(20時30分開場/2時間程度を予定)
参加費/1,000円
会場/nanoda(長野県塩尻市大門三番町2-4)
講師/嶋田温夫(関西大学政策創造学部4年/toiee インターン生)
授業コーディネーター/山田崇(塩尻市役所企画政策部企画課シティプロモーション係 係長/nanoda 代表/信州移住計画 代表)

第3回目となる今回は「言葉」や「対話」をテーマに講師をセレクトしました。
授業詳細ページ「この授業に参加する」より、氏名や連絡先など必要事項を記入しお申し込みください。

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【終了】わがはいの じしょである

その「ことば」ってどんな意味? 同じ「ことば」でも、人によって、場によって、その意味も変わってきます。 「ことば」の意味を編むときに、そこにはその人らしさが潜んでいます。そんな「ことば」の積み重ねが、その人自身の「じしょ」となって、その人の個性となります。
まちをぶらぶら歩きながら「ことば」を探し、その「ことば」を自分なりのことばで編み出してみる。あなたの「じしょ」に、新たな「ことば」を採集してみましょう。

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【終了】発酵デザイナーに聞く、発酵、デザイン、そして、働き方暮らし方。

「発酵デザイナー」「豪族2.0」…講師の小倉ヒラクさんが発する言葉には聞き覚えのない単語が並びます。
グラフィックデザインの仕事で発酵の世界に魅せられて「発酵デザイナー」を名乗る小倉さん。山梨県甲州市を拠点に活動するその仕事について、小倉さんの考える発酵やデザインについて、まちの教室スタッフでもあり酒蔵でインターンをする大学生を聞き手として、発酵やデザイン、働き方暮らし方についてみんなで考える授業です。

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【終了】のんびり編集からみるニッポンのあたらしい「ふつう」

ニッポンのあたらしい”ふつう”を秋田から提案している、秋田県が発行するフリーマガジン「のんびり」。
そんな「のんびり」をつくっているのは、藤本智士さん率いるRe:sチームと地元のクリエイターたち。今回は、編集長の藤本さんをゲストに、のんびりのこれまでのことや今後のことをお聞きしたり、これからの暮らしをどう考え、どう選ぶのか、長野からニッポンのあたらしい”ふつう”とは何かを一緒に考えます。

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上り坂と下り坂どちらが多いと思いますか?

講師の一人、武者先生の問いに対し、私の答えは「上り坂」でした。もちろん、理屈で言えば上り坂と下り坂の数は同じなのですが、小諸市の千曲川沿い、つまり坂の街で一番低いところで生まれ育った私は、どこに行くにもまず坂を登らなければならなかったため、「坂」といえば「上り」という印象が強かったためです。
「今日歩いてみた感想として、上り坂でしたか。下り坂でしたか。」
もう一人の講師、井出先生の問いに対して、「そういえば今日は下ってばっかりだったな」と、そんな感想が出てきました。

今回の授業は坂の街小諸で「『坂』の魅力を考える」がテーマ。講師は信州大学経済学部の武者先生と、長野県建築士会佐久支部の井出先生。お二人は佐久穂町や小諸市で街の魅力発見や魅力づくりの活動をされており、実際のその時の活動の一環として「信州まちなみケーススタディーズ」という本も出版されています。
小諸市出身である授業コーディネータの倉根さんの「小諸といえば坂、坂、坂で子供のころはつらいという印象だったので、坂の魅力をぜひ知りたい」という思いがきっかけからこの授業企画に至ったそうです。

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地域の枠を超えるコミュニティの仕組み

今回は、「地域と関わる映画製作の現場 〜出演者とコミュニティ〜」と題し、映画監督の秋原北胤さんをお呼びしての授業!
地域活性って、特産物を都会に出したり人口を増やす活動をしたりといろんな方法がありますが、秋原さんはそれを「映画」から解決しようとしているんです!
映画と地域活性って、一見関係なさそうな感じがしますが…映画から一体どんな地域活性が生まれるのか?その全貌を一挙公開していただきました!

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【終了】まちづくり体験型カードゲーム、ザ・クリエイティブセンターをやってみよう!

先日まったく別の用事で静岡県浜松市に行きました。地元の方に行くべきスポットを尋ねたところカギヤビルをお勧めされました。
カギヤビルは古い小さなビルをリノベーションしたところで、幾つかあるお店の中の一つに「ニューショップ浜松」はありました。
とても小さなお店の集まった、街のようなデパートメントストアというコンセプトで運営されている店内の中に今回ご紹介したい「ザ・クリエイティブセンター」がありました!
「ザ・クリエイティブセンター」を実際に遊びながら制作をされた「アンテナ」の一人である植野聡子さんに、このゲームがどのような経緯で作られたのか?カギヤビルって?浜松はどんな感じ?など様々なレベルのお話をお聞きしたいと思います!

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【終了】禅を知れば、対話はもっと深くなる「はじめてのゼンローグ」

ゼンローグとは、簡単に言うと「対話メソッド」です。
古くから「対話」は、叡智にたどり着くための重要なツールとされてきました。
様々な価値観が対立している現代において、時代の混乱を憂えた先人達が「さまざまな形で、対話の重要性」を説いてきました。
特に興味深い体系化をしたのが、物理学者のデビッドボームの「ダイアローグ」です。「ダイアローグ」という名著が目指した対話をシンプルな実践方法に落とし込んだものがゼンローグです。
たった4つのルールを意識し話し続けることで深い対話を生み出せるのがゼンローグです。ゼンローグの学び「実践」でのみ得られます。非言語のレベルでの学習は説明を受けるより、一緒にやってみると分かります。
これからの時代に必要な対話力を学ぶ2時間です。

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寅さんは小諸をよく愛していたと聞いています

「寅さん」こと、渥美清さんが足しげく訪れた土地、小諸。
長野県に移り住んで4年の私、実は今回が初めての小諸訪問なのです。

いろんな作品のロケ地になっている小諸は、実際に行ってみるとあっちを見てもこっちをみても写真を撮りたくなるようなまち!
ふと目をやるとゆるやかに上っていく浅間山のふもとに沿って家が並んでいるのです。
また、ふと近くを見るとレトロな雰囲気のお店がきゅっと集まっています。
初めて来たのに懐かしくなるような、この雰囲気がいい!

映画とゆかりのある小諸で、今回の授業は映画をキーに人とつながることを考えます。

「映画で人とつながる」…??

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9月26日(土)「こもろ まちの教室」を開催します

2014年10月に長野県小諸市にてスタートした「こもろ まちの教室」。
第2回めとなる今回は、この地域の特徴的な地形である「坂」と、小諸に縁がある映画監督をお呼びして学ぶコミュニティづくりについて。地域に根ざした視点や活動を考える2授業です。

vol.038 「坂」の魅力を考える −ほんとうに「坂」って魅力なの?−
http://naganocampus.net/classes/20150926038
定員/30名
開催日時/2015年9月26日(土)10時00分開始(9時30分開場/2時間程度を予定)
参加費/1,000円
会場/せせらぎの丘(長野県小諸市相生町1-1-9/『停車場ガーデン』前)/ほんまち町屋館(長野県小諸市本町2-2-9)
 ※午前9時50分までに「せせらぎの丘」にご集合ください。集合後、小諸のまち歩きを行います。
講師/武者忠彦(信州大学経済学部 准教授)・井出正臣(井出建設興業株式会社 代表取締役社長)
授業コーディネーター/倉根明徳(信州イノベーションプロジェクトSHIP 共同代表)

vol.039 地域と関わる映画製作の現場 −出演者とコミュニティ−
http://naganocampus.net/classes/20150926039
定員/30名
開催日時/2015年9月26日(土)13時00分開始(12時30分開場/2時間程度を予定)
参加費/1,000円
会場/相生会館(長野県小諸市相生町2-1-5)
講師/秋原北胤(映画監督)
授業コーディネーター/山中琢磨(ソフトウェアエンジニア)

授業詳細ページ「この授業に参加する」より、氏名や連絡先など必要事項を記入しお申し込みください。

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【終了】地域と関わる映画製作の現場 −出演者とコミュニティ−

「映画製作」。これだけを聞くと、大ヒットした小説や漫画を原作に、誰もが知っている大物俳優が登場する、遠い世界の話のように感じるかもしれません。ですが、秋原監督の「映画づくり」は少し違います。撮影のロケ地となった地域の住民を出演者として登場させながら、映画製作を「コミュニティづくり」へとつなげています。
今回の授業では、小諸を舞台にした映画づくりをされた秋原監督のこれまでの取り組みを振り返りながら、地域コミュニティや地域を超えた新たなコミュニティづくりの手法としての「映画」について、みんなで考えたいと思います。

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