組織概要

かつて足しげく通った先に、Talking Overや小布施ッションなど、あるテーマや話題について参加者同士が話し合うサロンのような場所がありました。そこにいけば、共通の悩みや興味、問題意識を持つ人に会える場所。そのときのテーマや話題だけでなく、気になっている他のことも話し合える。まちの教室でつくりたい空気とは、もしかしたらこのような場所と同じなのかもしれない、ふとそう思ったことがあります。

まちの教室を続けて、3年目を迎えた2015年。まちの教室の目的、スタッフの参加意義など、いわゆるコンセプトをあらためて形にしようと、スタッフが何度となく集まり、話をしていたときに、そこで話していた内容をわからないというスタッフに説明をしているなかで、ある人は聞いている人の反応を見ながら、わからないであろう単語や説明の補足をし、ある人は話にじっと耳を傾け、また別の人は少し離れた位置からその様子を見て、関連した別の話をしている。授業に置き換えれば、説明をする人が講師、補足をする人が、授業を企画し進行する授業コーディネーター(ファシリテーター)、他が多様な受講者。必ずしも対話をしなければならないというわけではなく、話を聞き、自分の中で思考する。そんな参加の仕方があってもいい。それがきっと、まちの教室なのだと。前述した場所にはそういった空気がありました。

授業コーディネーターは言い換えれば、テーマや話題の提供者。まちの教室では、その新しいテーマや話題から、バックミンスターフラーのシナジーやレイチェルカーソンのセンスオブワンダーに出会える場所をつくりたい。そう考えています。

組織名
まちの教室

事務局住所
380-0836 長野県長野市南県町644-8 県ビル2F

活動スタート
2013年