report

どんなカタチ?君の未来まち

今年初めての開催となった「こもろ まちの教室」
そのスタート授業となったのは
『ダンボールでつくる 小諸未来まち』

20141025016_01

小諸駅を降りてすぐの芝生の広がる会場、大手門公園せせらぎの丘に子どもさんとそのご家族のみなさんと一緒に思い思いのこもろの未来まちづくりをしました。

材料となったダンボールの量は、なんと4tトラック2台分
見た事がないぐらいの大量のダンボールをそこから降ろし、現れた大きな山にわくわくしたのは、参加していただいた方達だけでなく、スタッフである私達も同じようにわくわくしていたのです。

20141025016_02

授業が始まる前にこもろ未来まちのベースとなる‘こもろ城’作りを今回の講師である

子ども原っぱ大学 公認ダンボールマイスター“あっしー”こと芦沢郁哉さんを中心にスタッフで取り組んでみました。このダンボールとこのダンボールを合わせたら...と形が現れてくるほどどんな形にしようか考える事・完成後はどうなるのだろうと楽しくなっていきます。

20141025016_03

20141025016_04

そんな様子を見て建設中のこもろ城の中に自然に入ってきてくれた男の子もいました。そこに通りがかった小諸市民の方、地元ワイナリーの収穫祭に来られた観光客の方もその光景に興味を持って下さったり、足を止めて「これは何をつくるのですか?」と尋ねてくださる方達も。少し離れた場所から見ても、この こもろ城とダンボールの原っぱから湧いてくるわくわくする気持ちが伝わっていたらいいなと思い、足を止めてくださった方々ともお話させていただいていました。

20141025016_05

20141025016_06

開始時間間近の会場に着いた子どもたちは、授業が始まる前からダンボールの山に登って寝転がる子やこもろ城を覗いて入ってみたり、芝生の上に敷かれたダンボールの上を散策。その中を裸足で進むこどもたちの姿を見て、私も裸足になりたい!と思い、靴を脱ぎダンボールのまちの中にいました。天気のよい日で心地良く、足の裏から感じたあの芝生とダンボールの感触も野外遊びでしか味わえない楽しさの1つだと思います。

20141025016_07

未来まちには、自分が住むおうちだけでなく、すべり台や大型ロケット、まちを走る車やロボットが現れました。こもろ駅からのびる線路も繋げてみようと線路も広がってゆき、子どもさんとスタッフが乗った列車も走り出したりと未来まちの規模も大きくなってゆきます。ガムテープで張りつけ、形が出来た後には絵の具やクレヨンで絵を描いたり、好きな色にも塗る事もしていきます。

20141025016_08

20141025016_09

ダンボールによっては表面の感触も違ったり、塗った絵の具が弾かれてしまうことも。そんな時はクレヨンに持ち替えて線路のつづきを書いてみたり、高く積み上げた物が倒れてしまった それが倒れないようにする為にはどうしようとうまくいかなかった時に考えてみた事・やってみた事が完成に繋がる場面も。それも子どもたちの達成感や経験になっていく部分ですね。

20141025016_10

20141025016_11

夢中になって遊んでくださった子どもたちの様子も嬉しく思いましたが、そのそばで大きなおうちを完成させようと真剣に取り組むお父さん、やさしくサポートをして出来た物を一緒に喜び合うお母さん、子どもさんの後を追いかけてくぐったトンネルからうまく抜け出せなくなってしまったお父さんの姿なども見られ、今回の授業コーディネーターの小口さん・平嶋さんの「子どもたちと何かしたい」という思いが、一緒に参加していただいていた保護者の方達にも広がっていたように感じた嬉しい光景でした。

20141025016_12

最後はみんなでつくった未来まちのお片付けの時間。3・2・1…の合図で駆け出したこどもたちが大胆に崩していきます。

20141025016_13

20141025016_14

でも、自分の物を壊すことがもったいなくて作った物を両腕でしっかりと抱える子どもさんの姿も見られたりと子どもたちが夢中になって作り上げた未来まち。

20141025016_15

そこにあった形としては見えなくなってしまったけれど、「ひとが集まる景色をつくる」という授業コーディネーターのもうひとつの思いと共に、参加していただいたみなさんにもその景色を作るお手伝いをしていただけたのだと思います。

(まちの教室スタッフ 宮坂詩織)

===

芦沢郁哉(子ども原っぱ大学)
山梨出身。子ども原っぱ大学公認段ボールマイスター。子ども原っぱ大学のダンボールイベントに多数参加し、自身の地元での単独イベントも成功させている。東京学芸大学教育学部芸術スポーツ文化課程生涯スポーツ専攻 在学中。コドモゴコロ失っていない大学4年生。将来教員になるべく様々なことにチャレンジ中。